人体描き方メモ_01

今日見つけたこの描き方が描き易い。
断面の考え方は前からあったが、
きちんと試してみたら良かった。
革命的。

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[立方体描画]---今までの描き方(右上)
【メリット】
・パースが比較的正確かつ、腕などの円柱が異常に描き易い。
  
【デメリット】
・立方体が描けないと話にならない
・タブレットだとどうしてもパースが描きづらい

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[断面図立ち上げ描画]---今日見つけた(上段中央)
【メリット】
・とにかくアオリ、俯瞰に強い。
・関節の距離が正確に取れる

【デメリット】
・特になし

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もう一度画像を張る。
【やり方】
いわゆるネガティブスペースドローイングを使う。

<例>アオリ

①「顎と首元に出来る空間(ネガスペース)」
②「後頭部と頸椎の空間」
③「鳩尾の空間」
これを意識して、パースに合わせて描く
(左上図)

④パースに沿って面を張る様に手前面を描く
(左下図)

実際にやってみるとこんな感じ。
①断面図をパースに合わせる。
今回はアオリなので斜め。


断面図から前後に奥行きを付ける。


奥行きを一通り付けた所。
ひとまず棒立ちは少し描き易くなるかと。 ただ、
3面図で人体の関節距離が理解しておく事が最低条件。
側面図だけでも相当描けそう。
やばい。ちょー楽しい。
なんでこんな描き方をするかと言えば、
異常にパースを気にするからで、
パースが無いと描けないから。
メカデザならではの性質とも言える。


ネガスペースだが、
写真で自撮りすると画角がきつくなるため資料に向かない。
なのでこういう時は夜に街灯の下に立って、自分の影を撮影すると良い感じになるかも。
望遠気味になるし、これこそシルエットなので。