江戸東京たてもの園日記

前々から気になってた「江戸東京たてもの園」行った。
東小金井は一人暮らし初める時に最初に視野に入れたものの、
良い物件が無くやめた所。

三丁目の夕日の舞台は東小金井なんでは、とも言われるほど「昭和」で、
ジブリから江戸東京たてもの園辺りは雑木林や畑が残ってて最高。
ジブリさん。
ちっちゃい子がトトロ歌ってた。

二馬力さん。

そこから少し北上すると暗渠跡がある。

梶野分水築樋。
右奥の奥まで続く窪みがソレ。


三鷹に居た頃から気になってたが、
こういう「昭和」が平然と残ってたりして武蔵野の面白さを感じるのがこの辺り。

民家の軒先にある無人販売所で、
5個100円のかりんが売られてた。
5個も買ったら重いので2個だけ買う。
はちみつカリンにする。

少し歩いてたてもの園入場。

デ・ラランデ邸。
すばらしい外観。

吉野家。
庭にススキが咲いてて、もう例え様も無いほど良い。
これぞ武蔵野なのではないかと思うくらい素晴らしい。


東ゾーン。

ホーロー看板が堪らん。

小寺醤油店もストライク。

いろいろ資料集め。
その後周囲を回る。

東ゾーンを回る前に昼食で武蔵野うどん。

期待してたんだけど麺がちょっと細い。
武蔵野うどんの醍醐味は

「これでもかという程の小麦感」
なので、この太さだと風味が弱かった。

まあ細くないと茹で時間がかかるから食堂では仕方ないか。
値段が手ごろなのは良い。

武蔵野うどんは一橋学園の「福助」が好き。

因みにこれが「福助」のうどん。
次点のお気に入り店も一橋学園の「むぎきり」。
どっちもピーエーワークスさんの近所。


「福助」はなんといっても「麺の太さが親指か小指ほどもある」で、
ささやかだけど甘みのある野菜の天ぷらも食うと堪えられない。

関西うどんも大好きだが武蔵野うどんはまさに関東ならではのうどんで、
「食いものは文化なのでどっちがどうってのでは無い」
という人にはおススメしたい。
武蔵野うどんの成り立ちを知れば当然だが。


その後屋台で揚げもち。
珍しく甘い缶コーヒーと一緒に食う。
美味かった。

都電。
この間仕事でモデリングしたのでついつい撮りまくる。

こういうのを資料として撮影するときは、
「最大望遠」でパースを無くして撮ると良い。
あとは
「サイズの分かるものを一緒に撮影」
「どこからどれだけ離れた位置にあるか」

これらを意識すると資料の精度が全く違ったりする。
要は板ポリに貼る。


そういえば鍵屋も良かった。
いまでいうバーや飲み屋。

帰りにデ・ラランデ邸でお茶。

有機コーヒー。
あまり角が無い感じで美味い。
氷もコーヒー味なんだそうだ。

白玉ぜんざい。
大好き。


帰りに目録みたいなのとレトロ家電本買って帰宅。


東小金井駅は異常におしゃれになり過ぎててびびった。
武蔵小金井駅も1階建ての田舎駅だったのに。
人口は増えて欲しくなかったりする。

緑地計画に指定されるほど貴重な場所なので大事にしてもらえると嬉しい。