リグ動画説明メモ



動画メモ。
06
「シャシー」「タイヤ」のノードわけ。
「フロントタイヤ」の中央にヘルパーを「位置コンスト」
 ※位置コンは複数コンストした場合、それらの中間にコンストできる。
  片方を移動しても中間を保ち続ける。

07
 外周、タイヤ、リアタイヤの位置コン、ドリコン、荷重コンなど。
 あとはそれらのリネーム。

08
 タイヤの下に長方形シェイプでコントローラーに。
 矢印オブジェをタイヤ側面に配置してスクイッシュ用。
 アクセルコントローラ作って前後に配置。
 
09
 リグのカラー分け

10
 【重要】
 コントローラーの親子付け。
 【フロントタイヤ】
 タイヤ回転→スクウィッシュ→タイヤCTRL(後に接地コリジョンの外枠)→ステアリング
 【リアタイヤ】
 タイヤ回転~タイヤCTRL→ドリコン
 【荷重コン】
 リング→四角い外枠→ドリコン
 というように繋ぐ。
 
 4分ごろからスケマビューで解説アリ。

11
 ここまでで作ったリグ(スケマでは水色)のROOTから全選択して「変換のフリーズ」を行う。
 【階層】の【IK】タブに【フリーズされた~】【ゼロ位置XYZ】の二つが生成される。
 適当な位置に移動、回転をさせて【変換のゼロ】で元の位置に戻る事を確認。

12
 ROOTヘルパを複製してGEO_GRPにリネームし、
 横のビューにして「タイヤのノード、タイヤのメッシュ以外を選択して「GEO_GRP」に子供化。
 さらにGEO_GRPのノードを荷重コンの四角い枠に子供化。
 この状態でドリコンを回転させるとフロントのステコン以下とリアのタイヤメッシュ以外は回転に追従。
 
 【リミットをかける】
 荷重コンのリングを選択してモーションタブ。ここの【コントローラを割り当て】→【ゼロ位置】→
 ここのXYZを1個選択して、左上にある四角いボタン【コントローラを割り当てボタン】→【実数リミット】
 ここでリングを移動出来る範囲を、外枠の四角より外に行かないよう制限する。
 XYZそれぞれに割り当てる。

 【パラワイヤで荷重コンとロールピッチを制限する】
 ワイヤで荷重コンからGEO_GRPにリンク。
 マニピュレータをジンバルにして軸方向を確認してからリンク付け。
 あとは移動量に対する回転のパーセンテージを決める。

 ★スケマ→【D】で出る【表示】の【パラメータワイヤ】をオンにするとワイヤのリレーションが見れる。
 そしてそのリレーションのラインをダブルクリックすると「ワイヤパラメータ」のウィンドウが開く。かなり便利。

13
 タイヤの中央にあるヘルパ(名前未設定のはず)からタイヤCTRL(後に接地コリジョンの外枠)に子供化。
 これでドリコンの回転に追従。
 
 ドリコンの基点だけをフロントタイヤの中央にあるヘルパに移動。
 ドリコン選択してモーションタブの【コントローラーを割り当て】→【変換】を選択して、
 【コン割り】ボタン→【CATHDpivotTrans】(上から2番目)をクリック。
 これでPivot:ベジェが割り当たる。
 サブオブジェクトでPivotが使えるようになる。
 最後のキューブ動画はその説明。 

14
 フロントアクコンからドリコンにリンク。
 フロント、リアタイヤの中心ヘルパから「タイヤ回転コン」にリンク。
 リング状のオブジェ回転にタイヤが追従するようになる。
 ブレーキパッドなどがあれば矢印の「スクコン」にリンク。
 最後に車体を使ってサブオブジェクトのPivotの説明。

15
 ①タイヤの中心にあるヘルパ(名前未設定のはず)を複製し、縮小。
 これをステコンの矢印オブジェに【方向コンスト】。
 ②さらに「接地コリジョン」からそのヘルパにリンク。
  すると「リンクがループしてる」と警告が出るので、
  ①の新規で作ったヘルパをリンクブレイクしてROOTの外に放り出す。
 こうしてからもう一回「接地コリ」から①に接続。
 この①を更に「アクセルコン」に接続。
 要はドリコン回転に対してフロントは追従するが、タイヤ自体は矢印方向に向いたまま。

 「ステコンを回転させる事でドリフト状態になる」

 という親子付けの内容。

16
 ここまでで「ROOT」のヘルパが外れて孤立しているので、ここにもう一回ぶら下げる。
 ROOTが最親になる。
 「荷重コンの四角枠」を【階層パネル】の【リンク情報】で【移動】の【Z】以外をロック。
 「ステコン」も同様に移動、拡縮、ロック。
 ようは【リンク情報】でロック出来ますよという内容。
 「アクセルコン」や「接地コリ」等のスケール、回転もロックしていく。
 アニメーターが間違えてモーションをつけない様にロックしてあげる。


17
 スクウィッシュコントローラに制限をかける。
 全スクコンを掴んで【変換のフリーズ】。
 次に【リンク情報】で「上下方向以外の全てにロック」をかける。
 ここまでの状態だと上下の軸は【Y】になっているので、それ以外。

 更に【モーションパネル】から【ゼロ位置】→【Z位置】を選んで【コントローラーの割り当てボタン】→
 【実数リミット】で【下方向への制限をかける。】
 
 この【コントローラーの割り当て】によって【スプリング】(今回は使っていない)、
 「移動量に制限をかける」事が出来る。
 
 タイヤを圧縮するFFDを作る。
 【作成】から【スペースワープ】で、【ジオメトリック/変形可能】
 で作成。
 

18 
 タイヤを圧縮するFFDを編集。注意点は一旦「スクコン」を最大まで下げる。
 FFDは上方向に変形させるため、一番低くして地面を貫通させておかなければならない。
 でないと地上から浮いてしまう。
 編集後は左上のクリップアイコンから【スペースワープにバインド】でリンクする。
 

以上までがパスにコンストをかけない場合のセットアップ。
19はパスコンになるので、「基本的なリグセット」はここまで。
あとは車の外枠になっている長方形を【ワイヤリング】で地面とタイヤ回転量をリンクさせたり、
サスペンションや揺れモノ等の個人的にいじりたい部分を自分で設定することになる。


19
 パスコンがどういうものかのテスト。

20
 「ボディ全体の向きをパスに沿わせてモーション」
 という内容。
 ※つまりフロントタイヤはまっすぐのまま動かない。

 まずパス引いてヘルパをパスコン。
 トップROOTをパスに子供としてリンク。で、この状態だと正面を向いたままなので、
 いま作ったヘルパの【モーションパネル】の下の方にある【フォロー】をチェック。
 こうすると90度横を向いてしまう。※これが正常。
 
 ヘルパに最初から【フォロー】を入れればOKなので、一旦リンク解除して、
 【フォロー】をチェックしてから再度リンクすると90度横を向くことは無い。

21
 「パスコンさせるにはヘルパを4つ作って配置して親子付け」という内容。
 4つのうち1つは20で作ってあるので3つを作成する。

 20のヘルパを複製してドリコンの真上に。
 更にヘルパを新規作成して20、21の中間点に配置。
 このヘルパは20(車体後方)の子供にする。
 更に車体前方のヘルパにルックアット。

 更にヘルパ作成。
 これをステコンに【位置あわせ】で【方向位置あわせ(ローカル)】XYZに追加チェック。
 元からチェックされているものはそのまま。
 この追加したヘルパを「ルートコントローラー」の子に。

 ■ + □
     +
 rear<--->front

 右から見てこの状態にして、上の段の「+」を「□」にルック。
 下の段の「+」は上の段の「+」にオリエント。
 ■は最親。□は全体のノードから孤立。

22
 パスコンする。
 タイヤのヘルパに以下の式を充てる。
-------------------------------------
pi = 3.141
distance = 【パス全長】
percent = direct input
radius = 【タイヤ半径】
(percent*distance*pi)/(pi*radius)
-------------------------------------
まずは・・・
【パス全長】を測る。
 【ユーティリティ】タブ→【計測】で【シェイプ】に【長さ】が表示されている。

【タイヤ半径】を計る。
 【作成】(ヘルパ)タブ→【テープ】
 始点をタイヤにアタッチ。終点をタイヤの最下点にアタッチ。
 これで【モディファイヤ】タブに正確な長さが表示される。

で、マニピュレーターをジンバルにして回転させたい軸を確認する。
※ここではX軸。
タイヤのヘルパの【モーション】→【コントローラを割り当て】→【X回転:オイラー】
【コン割】ボタン→【実数式】
ここで[distance][percent][radius]を作成して数値を当て込んでいく。
ただ、[percent]の部分はノードを弄るため、少しエクスプローラーが見づらい。
ここでは【パーセント 線形実数】という箇所に繋げば良い。
UIの構造上、かなり見づらいのでここでは動画を見たほうが良い。23なら最初からその部分。

23
 22の実数式を残りのタイヤ3つに割り当てる。
 
24
 地面を作ってノイズで起伏付け。
 適当なキューブでパスコンとコンフォームオブジェ作って動かすテスト。
【コンフォーム】は【ジオメトリック/変形可能】タブにある。
 【重力】と見た目は似てるので間違え易いが適用先が無いのが【重力】。
 車は出てこない。

25
 車の接地板、タイヤの接地板、コンフォームオブジェを作成して最親の子供化リンク。

26
 コンフォームオブジェを24の地面に適用。
 【リアタイヤ接地板】を【車の接地板】の子に。
 【フロントタイヤ接地板】を【タイヤ】の子に。
 ※ようは、この板は回転しない。
 【車の接地板】を動かすと【リアタイヤ接地板】が追従する。

 【ROOTコン】を【車接地板】に【アタッチコンスト】
 これで90度回転してしまうが、【階層】→【アタッチメントパラメータ】→
 【位置】の【面】【A】【B】を「1」「0」「0」にする。
 タイヤはまだ回転したままだが、【ROOTコン】を90度回転させると直る。

 【タイヤコン】を【タイヤ接地板】に【アタコン】。90度回転するので、
 これも【階層】→【アタッチメントパラメータ】→
 【位置】の【面】【A】【B】を「1」「0」「0」にして90度回転させる。
 
 全てのタイヤにこれを行う。

 リアは接地板を動かすとタイヤが追従してくる。
 ステコンにフロントタイヤが追従する。
 ドリコンはリアタイヤは追従しない。

 【コンフォーム】を【車接地板】に【スペースワープにバインド】
 【リアタイヤ】に【スペースバインド】
 【フロントタイヤ】に【スペースバインド】
 この順に接地させていく。
 接地後に気づくと思うが、前輪が正面から見て傾いてしまう。
 動画では触れていないが、これを制御するように出来ないとおかしい。
 クモの脚みたくなってしまう。
 しかしこの動画ではこれで正しく、動画でもよく見ると傾いている。