クロムクロ上映会

ご招待頂いたクロムクロ上映会に行ってきました。
自分のモデルがこんな風になるなんて本当に嬉しいよ。
モデラー冥利に尽きます。
TVアニメ一発目でこんなに美味しい役頂いて良いのか。

頂いたクリアファイルとチケット。

契約もあるので感想だけ。


【感想】
めちゃくちゃ楽しかった。
上映時間が50分、音響設備が映画館という事もあるのかもしれないけど、
劇場版と思うくらいというのは言い過ぎではないです。
それくらい各パートの物量すごかったと思う。

「ロボットを見た時に音が重く感じる」。
音が「鉄で出来た巨大物と合ってる」と感じた。
これは「音」だけではなくて動きに「重さ」があるからなんだよね。
バウンスがちゃんとある。


【動き】
全部が全部重いと成立しないので
「重さ表現をしたい時」に限ってるんだけど、
そのバランスがすごく良い。


【音楽】
これも手放しでカッコいいです。
他に言葉がない。
襲撃シーン最高です。


【作画】
大変だったろうなあと思いました。
殺陣はカッコいいし可愛いキャラは可愛い。
他作品でも大変なので記念作品だから云々ではないかなと。


【エフェクト】
めちゃくちゃ自分好みだった。
色味は派手じゃないけど数を出す所とか。
PV第3弾のつばぜり合いの所とかすごいカッコいい。


【主題歌】
アーティストの方を知った時はピンと来こなかったけど、
すみません、カッコいいです。本当にすみません。
特にOPはちゃんと「クロ」という言葉が歌詞に入ってて嬉しかった。


【メカデザイン】
最近ではGのレコンギスタ等の美設をやってらっしゃいますが、
岡田さんのデザインは「面白み」があるのですごい好きです。
アート集欲しいくらいカッコいいんですよ。


【モデル】
仕様にもよるけどアニメのモデリングルールは違うので更に精進します。
研究のし甲斐があります。かなり面白い。
狙った部分は狙った効果を生んでて良かった。
頭の内部とか面取りによる巨大感演出とか、
公式ページみたいな絵になった時に効果が出てます。
細く鋭いハイライトは多分これをやらないと一発レンダリングで出ないハズ。


【全てが最高なのか？】
いいことばかり書いて来たけど、
「全てが理想通り」というのはあり得なくて、

そういう「どこか上手く行かなかったかもな、
という部分も含めて(次に繋げていくのが)【TVアニメ】」
なのかも知れないなと。

ゲームは基本的に初出で最高の状態にするけど、
アニメは作りながら放送するので徐々に良くなって行ったりするんではないでしょうか。

こういう機会をくれた全てのものに感謝してます。
「クロムクロ」宜しくお願い致します。
きっと素晴らしいアニメになると思います。


劇場に着いて暗闇の中で席を探してたら、
「あ、ここ(隣の席)空いてますよ」と隣の方が席を勧めて下さいました。
ピーエーワークスさんの社長でした。
有難うございました。