Maya2009でキャストシャドウをベイクする

■■■必要なもの■■■
<材料>3つ ⇒オブジェx2 ライトx1

樹の影を地面に落としたい(=影のテクスチャーを作りたい)
 1・影の元になるオブジェ=A (たとえば樹)
 2・影をかけたいオブジェ=B (たとえば地面)
 3・ディレクショナルライト/スポットライト等(投影と受像のチェックボックスがあるもの)

オブジェ【A】選択⇒ アトリビュートエディター【シャドウの投影】 ⇒【チェック】

オブジェ【B】選択⇒ アトリビュートエディター【シャドウの受像】 ⇒【チェック】

ライト選択⇒ アトリビュートエディター 【デプスマップシャドウの使用】
  中間距離の使用 ⇒ 【チェック】
  自動焦点の使用 ⇒ 【チェック】


■■■レンダー設定■■■
①左上のメニューを【レンダリング】モードに。
②最上段のメニューから⇒ウィンドウ⇒レンダリングエディタ⇒レンダ―設定⇒
   ⇒使用するレンダラ⇒【メンタルレイ】
③適用したいモデルを選択
④最上段のメニューから⇒ライティング/シェーディング⇒バッチベイク(mental ray) ■
  (ベイク処理オプションのウィンドウが開く)

■■■mental rayベイク処理オプション■■■
ベイク処理先 ⇒ テクスチャー
シャドウのベイク ⇒ 【チェック】
ベイクセットのオーバーライドの使用 ⇒ 【チェック】
カラーモード ⇒ 【ライトのみ】

これで適用。

■■■その他■■■
まず、基本的にレンダー画面でレンダリングして影が落ちていないとベイクしても影は落ちない。
法線がきちんと光源側を向いているかを確認する。
マテリアルをアサインしていないと空振りする。
輪郭をぼかしたい時はスポットライト等で、
ものにもよるがフィルタサイズ(基本は1)とバイアス(基本は0.001)をいじってやらないとぼけない。

また、リレーションシップできちんとつないでダメなときはマテリアルのレイヤーテクスチャを一旦捨て、
アンドゥすることできちんと表示される。


【輪郭をボカす設定一例】
周辺部の角度⇒10.000
フィルタサイズ⇒5
バイアス⇒0.001


これで出来たテクスチャーをUVセット2とかに設定してやる。
実機に出力する際、Maya上でもちゃんとリンクをさせないと確認できない。